今や、多くの人が利用している新NISA。
つみたて投資枠でオルカンやS&P500を積立している人も多いと思います。
「設定さえしてしまえば、後はやることなし。ほったらかし。簡単!」と言われています。
実は、難しい、ストイックすぎる投資法なんじゃないかなと思う側面もあるので書いていきます。
ここ数年相場が好調で為替・株式指数ともに上がり続けていました。
そうした環境下では、積立する度に資産額が増加する一方でした。
実際に表示される資産額が大きくなり積立を続ける大きなモチベーションになります。
しかし、相場が下落を始めれば、積立をしても資産額は減るばかり。
資産額の成長をモチベーションにしていた人々は積立を維持するのが難しくなるのではないかと推測します。

出典:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)目論見書
積立投資を行っても、毎日の生活にプラスの影響はありません。
配当金は再投資されるため、収入が増えるといったことはないのです。
相場が悪い環境下で、積立をしても資産額がどんどん減る。それなのに節約をして積立投資を続けるというのは心理的に難しい側面があるのではないかと思います。
オルカンやS&P500自体は低コストで広く分散された優秀な商品だと思います。
そして、積立投資は複利的な効率の良い合理的な投資戦略です。
しかし、感情とうまく付き合い長く続けるためには工夫が必要です。
有効な方法として、配当金を受け取り使ってしまう戦略があります。
例えば、S&P500を買付するのであれば、VOO等の海外ETFに投資を行い、配当金は受け取り、使ってしまう。
楽天証券では海外ETFの配当金を日本で受け取ることができます。
複利的な効果は犠牲になりますが、毎月積立を行うことにより株数が増え、配当金が増える。そして、生活が良くなる。
こうすることで下落相場でも耐えることに繋がると思います。
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