お金持ち事例(守り型富裕層)

今日もお金持ちを紹介していきます。

資産規模は1億~2億。見ていきましょう。

どんな背景

50代男性のサラリーマン。祖父・父と2世代に渡り事業(事業といっても個人商店)を経営。

本人は事業を継ぐことなく、サラリーマンに。

事業は時代の流れもあり廃業。現在は夫婦で共働き。子供2人。母親のみ存命。二世帯住宅で生活。

レーダーチャート

有名な資産形成の公式を基にレーダーチャート作成。

資産形成公式:収入-支出+(資産×利回り)

収入:夫婦で世帯収入800万円程と多くはない。しかし、後述する通り、2世帯住宅で共働きを可能に。

支出:特別、倹約家というわけではないものの、2世帯住宅・相続税対策でトータルの支出を大きく削減。

資産:2世帯住宅で相続税を攻略することにより、1億~2億円の富裕層へ。

利回り:特段、運用に関心があるわけではなく、運用商品は国債や円建一時払保険中心。一部外貨建保険あり。

守備型の富裕層とも言えるでしょう。

強み

最大の強みは2世帯住宅である点。

実家を建替えし、二世帯住宅を建設。当初より資産を効率的に承継していきたいという父親の考えがあった。

二世帯住宅により、下記のメリットあり。

①土地購入費用・金利負担なし

当然ながら、実家の土地を利用するため土地購入費用なし。

例えば、土地3,000万円、住宅ローン35年、1%と仮定すると3,500万円程になる。

この金利500万円も節約することができる。

②小規模宅地の特例活用

小規模宅地の特例は330㎡を限度に土地を80%OFFしてくれるお得な制度。

1億円の土地も相続税上の計算では2,000万円でOKになる。

③共働き可能により収入UP

今回の場合は大きくないが、2世帯住宅により両親の力を借りることができる。

それにより、世帯での収入UPを実現。

結論

今回のように、家族で将来の話をすることにより、平凡な収入でも財産を築くことができる。

2世帯住宅は心理的デメリットも多いとも聞く。

しかし、有効な資産を築く方法であることは間違いないと思うのでぜひ参考にしてみて欲しいです。

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