ブログ初投稿になります。
私は現在金融機関で仕事をしています。
そこで出会ったお金持ち達について書いていきたいと思います。
今回は第一弾!!
『相続リッチ』
「やっぱり元々お金持ちの家系に生まれた人が有利なんだ」
等などの声が聞こえてきそうな気がします。
はい、すみません。やはり代々お金持ちの家系は非常に強いです。
彼らは相談できる専門家がしっかりいてアドバイスを受けていますし、子どもたちも賢く自分で学び計画的に対策を行っている人が多い印象です。
金融機関目線からしても非常に手強く、必要な部分だけ利用されます。(しかも徹底的に他金融機関と比較される)
また、最近では、ひと味違う、相続リッチが増えてきています。
『ある日突然相続リッチ』になる人です。
最近よく見かけるのは・・・
①子どもなしの夫婦からの相続金を受け取るケース
②独身の方からの相続金を受け取るケース
これらのケースでは相続人が甥や姪、または遺言で指定された第三者になることが多く、受け取った側からすると「ある日突然、電話がかかってきて多額の資産を相続することになった」と戸惑いながら手続きをすることになります。
実際、金融機関のお客様ではこうった『ある日突然型』のお客様が多いです。
彼ら(受取人)からすると予期していなかったお金なので当然使い道もありません。また、突然のことなのでとりあえず自分のお金と相続金を分けておきたいと考える人が多いです。
そこに金融機関からのセールスがちょうどよく来ますので、「使い道もないし、自分のお金とは分けておきたいな。少しでもうまく運用できればなお良いなあ」ということで金融機関のお客様になってしまうのです。
今後、単身の方、子どもなしの世帯が多くなることが予想されます。
こういった類型の相続リッチが増えていくことでしょう。