今日、日本のどこかであったお話。
毎月10万円、NISAで積立している30代後半のお母さん。
2024年の新NISA制度から頑張って続けてきたけど、ここ最近のトランプ関税相場で疲れてしまったと。
さらに話を聞くと、この積立資金は子供の教育費のためにパート代から捻出し、食費は月4万円でやりくり。
家事や育児、節約でもお疲れのご様子。
「続けることがベストだとは頭ではわかっているけど・・・・」
結果、NISAでの積立は停止。代わりに積立定期を月3万円するそう。
これってダメですかね・・・・・?

結論、私は良いと思います。積立定期も立派な運用。
ここ最近感じることはみんな「資産運用に完璧を求めすぎている」ということです。
巷では、「低コストのインデックスファンドをNISAで積立。毎年枠を埋めたほうが良い」という意見をよく耳にします。
確かに、実績や合理性を鑑みれば正しい考えなのかもしれません。
だけれども、合理的に行動し続けることは意外に難しいものです。
毎日家事や育児に奮闘しながら、稼ぎ出すパート代、食費を節約した貯めたお金。
そうした大切な資金が短期的だとしても減っていったら感情的に難しくなることもあるでしょう。
じゃあ、どうしたら良いのでしょうか?
私は資産運用はテキトーで良いと思います。
現代では資産運用の方法は色々あります。必ずしも合理的な方法じゃなくて良い。
積立定期預金も立派な資産運用。
個人向け国債だって良い。
配当金を受け取って使っちゃって、複利を活かせなくてもいい。
必ずしもNISAを使わなくても良い。
そんな完璧じゃない資産運用でも、やらないよりもずっと良いリターンを出すことができる。
頑張っている自分を労りながら、運用を続けることができた人が資産運用の成功者なのだと思います。

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